虚像都市

わんわんにゃにゃーん

地球は回ってる

バルス

 


同級生がやれどうしたこうしたって聞くと
地球は回ってるんだなって。
私は何も変わらないけど
地球は回ってる。
皆同じく地球が回ってるなんて、さして意識しないと思うけど
刻一刻と変わっていってるんだね。
成長ともいうね。
つまり私は変わらないし自転も止まってる成長もしてない

私が何を羨ましく思うかって
抽象的に言えば人間をやれていること、というか
普通のことができてることを羨ましく思う。
具体的に言うと、人と接して生きていけることが羨ましい。
職場や仕事で人と接することはできる
きっと日本語は話せてるはず
でもみんなは友達であったり何かしら関係を築くことができて
私はその場限りで、一時しのぎで社交的にしてるだけで
その場を凌げればあとは忘れたり一人になったり
それはとても楽なんだけど
そのツケが今で、まともに人と接することができない。
なんで他の人みたいにできないかって
恐怖心なんだよね。わかってんだよ。
きっと誰でも他人から否定されるのって怖いじゃん
肯定感がない私はそれが尚更で
他の人は、怖いけど大丈夫って思っていたり
中にはそんなこと考えたことないってタイプの人もいたり
私は肯定感がないから尚更で、そう尚更一層怖いわけだよ。
だって他人から否定される要素しか持ち合わせてないんですもの。
それを思うと、どうしたって他人と接するなんて難しい怖い。
高所恐怖症の人にバンジーしろって言ったって怖いじゃん、それは理屈じゃない。

色々言ったところで、つまりはとても他人が怖いわけで
他人が怖いというのか、他人から否定されることが怖いのか
それはどちらなのか、もしくは両方なのか、知りませんけど
でもそうやって他人から逃げてると、いつまでたっても私は変われなくて
そうした日々の行きついた先が今で、多分こんな生活してたらいつまでたっても変わらない
ということは目に見えているわけで
今更普通の人のような人生なんて歩めない、別に外的要因からくるものじゃないけど
人から見ればとても恵まれた人生で生活なのは間違いない
しかし、それをもってしても普通の人生を歩めないふがいなさに関してはちょっと置いといて
普通の人のように他人と接して生活してくことなんて無理だけど
変わりたい、と思ったときは小さい課題をこつこつクリアしていくと良いらしいですね?
ゾウさんはそう言ったらしいですね。その本読んでないんですけど。
だから明日から、少しずつ、遠い人でも話すときはちょっとずつ目を見れるように
頑張ろうと思います、という話。

毎日健康で、仕事にも行って、人も殺してなくて
それで許してほしいと泣いたあれは
自分だったんだよね。他人から許されたいのもあるけど
一番厳しい批評家は自分なんだよ。
自分が少しくらい、私を許してくれる日ってくるんだろうか。